国際的に活躍するエコノミストであり、日本屈指の教育者でもある、島田晴雄氏。世界恐慌の今を生き抜く策とは何か。日本人として、社会人として、私たちは如何に仕事に向かうべきか―。
経済のプロとも言える島田氏に、現代を生き抜くポイントから、転職活動に対するアドバイスまで率直に語っていただきました。笑顔が溢れる島田氏の言葉を聞けば、誰でも必ず元気になれます!

ついに今日が最終回になってしまいました。最後ですし、転職を希望するみなさんに役立つようなアドバイスができたらと思っています。
先月、外務省の要請があり、中東諸国を訪問しました。イラン、バーレーン、ドバイの3ヶ国です。これまでに私はアメリカへ250回、ヨーロッパへ80回ほど行きました。私は日本の知識人の一人だと思いますが、恥ずかしいことに中東に初めて訪れました。なぜアメリカとヨーロッパだけしか見てこなかったのか。これは、日本の戦後教育の影響です。中世の7~16世紀までの1000年間がイスラムの歴史で、ヨーロッパ人の原点になっていることなんて考えずに生きてきてしまったのです。
日本は第二次世界大戦でアメリカと真っ向から戦って、惨敗しました。その後、社会主義圏に見せ付けるように、日本はパクス・アメリカーナ(アメリカ中心の世界システム)の一員として、アメリカの庇護を受けて大成功をおさめました。1971年8月15日、ドルの防衛策として、ニクソン大統領はドルと金の交換を禁止しました。ニクソン・ショックと呼ばれるものです。私はこの演説をシカゴで聞いていました。
そして、パクス・アメリカーナ第二期に突入します。ドルを印刷すると、日本などの黒字国がドルを買ってくれるのです。貿易が拡大し、世界は高度成長を遂げました。その後、アメリカはデリバティブが盛んになり、金融危機が発生し、パクス・アメリカーナ第三期が始まりました。もはやアメリカは特殊な国ではありません。日米安保ですべてが守られているという時代は終わり、日本が自分の足で立ち、自分の頭で考えて行動するときが来たのです。今でもアメリカは最も大切な国ですが、全面的に依存できません。見ての通り、自国のことで手一杯ですよ。
今後、日本は世界戦略もすべて自分で考えなくてはなりません。一面しか知らない世界史観では通用しないのです。今の若い人たちにとって、非常に面白い時代が始まったのです。いろいろなことを知って、世界中を理解していると、あらゆる選択肢があります。何でもできます。
自分で道を選ぶためには、つまらないことを考えず、何か疑問に思ったらどこにでも行ったらいい。福沢諭吉は鉄道もない時代に出島や大阪に行っていましたよ。朝目覚めたとき、「今日はどうやって過そうか?」ではなく、「何をしでかしてやろうか?」と起き上がってほしい。寝るときは、「今日も面白いことやっちゃったなあ」って眠ってほしい。自分も人生も大事にしてください。
やりたいことをやれと言われても、何をしたらいいのかわからない。そんな方もいると思います。私も、大学を卒業する前、社会に出ようというときに、自分は何なのだろう、何がしたいのだろうと非常に悩みましたね。原稿用紙に何枚にも渡って書きましたが、いくら書いても自己確認ができませんでした。若い時代は知識も経験もないですし、自分の方向性なんてわからない。それでいいのです。
私は、なんとなく社会が良くなるようなことに携わりたいと思っていました。悩んだ末、教授から大学院に行くように勧められ、教育者への道を選びました。最近になって、教育者が私の天職だと思うようになりました。最初から天職なんてわかる人なんていないでしょうね。
今は、7000人の若者たちの大学の学長をしています。どんなことがあっても彼らを守って、良い人生、最高の人生を約束したい。そのために、学長は身を粉にして戦わなくてはいけないと考えています。実は他校からもオファーがありました。加藤寛先生から相談され、18秒で人生の選択をしてしまいました(笑)。加藤先生を尊敬していたので、いちいち調べたりしませんでした。人生なんてそんなものですよ。
若い人には、人生経験がないですし、進むべき道もわからないと思います。けれども彼らには若者にしかない本能があります。次の時代を背負うのは、誰がなんと言っても若い世代です。私たちの世代にはない感覚で、何かに気づくものが必ずあります。
教え子たちを見ていても、少し前まで商社や証券会社を就職先に選んでいました。最近は、開発途上国のために国際機関で働きたいという返答がよくあります。そういう地球になりつつあるのでしょう。若い人には、限りない可能性があるのです。
そして、もうひとつ最後に言いたいのが、給料が高いから転職をしようというのはちょっと受身的だと私は思います。給料は貰うものではなく、人に払うものです。最初は誰かから貰わざるを得ないですが、いつの日か多くの人に給料を払ってみんなを幸せにするのだという気概を持ってください。それが給料というものです。
世の中であなたほど重要な人はいません。自分を大切にして、その自分を輝かせてください。派遣切りや不況なんて言わないで、上を向いて明るい夢を語ってください。そうすれば、必ず最高のあなたになれます。
天動説で行きましょう
一回の人生を大事に生きていきましょう
自分を大切にしないとだめです
誰も自分をわかってくれなかったら
自分にご褒美をあげてください
私が尊敬する人生の大先輩が
「誰も褒めてくれないのなら、自分で褒めたらいい」と言われます
髪の毛を見ても、生命力がある
若い人たちと写真を撮るとまける
年をとると人間関係が広がるし、楽しみは増えます
若い頃にできたことができなくなりますが、
60歳を超えて、ゴルフの小技がうまくなる
最後のスコアは同じになるんです
スキューバもヨットもやる
水泳言っても1キロ35分くらいで泳ぎます
なんでも下手だけどなんでもやります
相手の立場になって考えたらいいんです
雇い主のことです
下を向いている人よりも輝いている人です
派遣切りとか考えずに
相手は最高のあなたを求めているんです
相手の目をしっかり見つめて
最高の自分を見せること
心の中からでてきます
明るいことを考える、 夢を語る人はいいよね
明るく優しくたくましく
悲しくてもにこにこ
やさしさは人の話を聴くこと
やるといった以上最後までやるたくましさ
それを伝えれば、必ず道は開けます
世の中であなたほど重要な人はいません
自分を大切に
その自分を輝かせてください
上を向いて夢を語ってください






